Xサーバーにおけるオリジナルドメインの利用

過日、Xサーバーでの運用報告でオリジナルドメインの利用をお薦めしました。本来なら独自ドメインを新たに取得して、そのドメインに複数のサイトを構築するのが本筋でしょうが、筆者のやりかたも有りかなと言う意味で紹介しました。

この考え方には、サブドメインまたはサブフォルダ(サブディレクトリが正解かも?)という概念が理解できた上で、実現できる方法です。


サブドメイン運用とサブフォルダ運用の違い

複数のサイトを運用する場合、全てサイトを独自ドメインで運用できれば理想的ですが、それには費用が掛かり過ぎ一般的な対応とは言えません。それではどうするのか。独自ドメインにサブフォルダを設定して複数サイトを構築するのが一般的な話になります。

例えば、独自ドメインとして abcdef.com と言うドメインがあったとします。
そのドメインに対して sab01 なるサブドメインを設定したとします。
その結果、そのサブドメインの 実際の URL は http://sab01.abcdef.com になります。

Xサーバーの場合、サブドメインを設定する際の格納先フォルダは自動的に sub01 になります。従って、前記のHPのURLは http://abcdef.com/sab01/ でも同じサイトを表示することになります。

ここまでの2つのURLについて、結果的に同じサイトを表示していることには、間違いないのですが、表示経路が異なっています。


ロリポップとXサーバーの決定的な違い

前記のサブドメイン設定において、設定したサブドメイン名で格納先フォルダが自動作成されると言いましたが、実はロリポップの場合、サブドメイン設定で格納先フォルダを任意のフォルダ名に設定できます。(下記)
画像の説明

[check]ちなみにXサーバーでのサブドメイン設定では、格納先フォルダの設定がありません。
画像の説明

このサブドメイン設定におけるサーバー間の違いで初心者(特にロリポップ・ユーザー)がトラブルに遭遇するケースが多くあります。Xサーバーのように「サブドメイン名=格納先フォルダ名」しかできないというのは、一見、制限付きで融通が無いように思えますが、これはこれでトラブルを招かない正しい設定かも知れません。


オリジナル・ドメイン下に複数サイトを構築する

さて、ここからが本日のテーマ「オリジナル・ドメイン」の話です。
オリジナル・ドメインとは、サーバーを契約した際にサーバーから与えられる最初で唯一のドメインのことを言います。そして、そのオリジナル・ドメインに対して、ドメイン会社(サーバーの契約先がドメイン会社を兼務するケースもある)から独自ドメインを取得してドメイン設定をします。

Xサーバーに限らず一般的なサーバー運用では、独自ドメイン下でないとサブドメインは設定できません。従って、オリジナルドメインでサイトを運用するには、一つのサイトしか構築できないのが原則です。ですが、サブドメインではなくてサブフォルダを設定することでオリジナルドメインに複数のサイトを構築できることなります。

Xサーバーのオリジナルドメインを ghijkl.xsrv.jp と仮定します。
そのURLは http://ghijkl.xsrv.jp となるわけですが、そのドメイン下にサブフォルダ sub02 をFTPツール等で作成します。

そのサブフォルダ sub02 にHAIKをインストールすれば二番目のサイトが作成できることになります。そのURLは http://ghijkl.xsrv.jp/sub02/ で運用することになります。


サブドメイン設定での注意事項

前記のサブドメイン設定で、大事なことを記載し忘れました。
Xサーバーの場合、独自ドメインにサブドメインを設定すると、設置したサブドメイン内に index.html なるファイルが自動的に作成されます。

この index.html なるファイルは、HAIKをインストールした際に作成される index.php とバッティングするファイルとなります。HAIKをインストールする前に、このindex.html なるファイルを削除するなり、削除するのが怖かったならファイル名を index2.html 等に変更しておくことを必ず行って下さい。


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